Kankyo Records

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グラミー賞にもコンピレーションがノミネートされ、近年世界的な注目を集める日本の80年代”環境音楽”。当時数々の名作がリリースされたが、その中でも特に再発が望まれていたうちのひとつが本作だ。毎日映画コンクール音楽賞も受賞した劇伴作家であり、自らのユニット・といぼっくすでは細野晴臣と共演、矢吹紫帆ともメディテーションアルバムを制作している当時のアンビエント界キーパーソンの一人である磯田健一郎のレコードデビュー作として1984年、芦川聡設立の環境音楽の名門<サウンドプロセスデザイン>からリリースされたものに、未発表曲を加えた特別盤。
YMOやライヒに傾倒していた大学在学中に制作されたという本作は、1983年に見たブライアン・イーノのインスタレーション展をインスピレーションに、空間と生命の「発振」をテーマとしてデザインされたという。それだけに、シンセサイザーを廃しエレキピアノやオルガンなど生の楽器で構成された温もりのある音の重なりと空間表現に腐心したのが感じ取れる。いわゆる“アンビエント”とは一線を画す“環境音楽”のひとつの方向性を示した歴史的名盤。[Fuzzy73]



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