三味線や琴、尺八、鼓など伝統的な和楽器とエレクトリックミュージックを融合した和フュージョンのパイオニアとして知られ、'76年の名作『弁才天』をはじめ、多くの傑作を残してきたマルチ奏者の喜多嶋修が'96年にCDアルバムとしてリリースした『Beyond The Circle』がUSのForest Jamsより初アナログ化。日本のジメッとしたやんごとなき部分と相反するであろうファンキーな要素がごちゃ混ぜになって、かなりユニークでカオス。長唄やお囃子、尺八や琴などの日本の伝統音楽が随所に散りばめられた、現行アンビエント・ダンスの先駆けとなるエキゾ・ダウンテンポ名盤!日本の豊かだった時代を感じさせてくれる、ノスタルジックでオリエンタルな一枚です。[DJサモハンキンポー]