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スペインのイビザにある【Lapsus Records】のサブレーベル【Balmat】から、スペインの電子音楽家”Susana Hernández”こと”Ylia”による2023年作。
同じくスペインのレーベル【Paralaxe Editions】から2020年にリリースされたデビュー作が高く評価された彼女の2作目のアルバムとなった本作は2021年に彼女の身に立て続けに起こった悲しい出来事がきっかけとなって制作されました。
前作のアンビエントな曲調を引き継ぎつつ、より抑制が効いておりタイトルの『雨あがる』のイメージを想起させるメランコリックで静かな雰囲気を漂わせています。また、本作では前作のエレクトロニックな要素に加えアコースティックな要素も取り入れています。
『トラック2 : Todos los Cuerpos』には彼女のパートナーであるアレハンドロ・レヴァルによるのに指弾きのアコースティック・ギターが美しいドロンスケープの上に静かに重ねられています。また『トラック1 : Ame Agar』にはマルチ・インストゥルメンタリストでバンドリーダーのテテ・レアルによるフルート、クラリネット、ソプラノ・サックスが加えられています。また、本作のところどころで彼女は10歳のときから演奏しているにもかかわらず、これまで一度もレコーディングに加えたことのないピアノを取り入れています。エンディング・トラックの 『El Único Adiós Posible』では、彼女はピアノとシンセサイザーやエレクトロニック・プロセスを融合させる方法を模索しています。
静かでゆったりと漂うようなサウンドスケープが心地いいアンビエント作品。[Hタカハシ]
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