Kankyo Records

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ベルギー〈La Scie Doree〉より、ベテラン音楽家2名が織りなす美しいピアノアンビエント作が到着。生楽器を軸にしたアンビエントの現代のスタンダードとなりうる一枚です。

UKのベテランドローン音楽家・鍵盤奏者であるAndrew Chalkと、多彩な名義を使い分け、活発なコラボレート制作でも知られるレーベル主宰のTimo Van Luijkの2名からなる本ユニット。

2011年以降、さまざまな作品をリリースした彼らが今回送り出すのは、美しいタッチのピアノを中心にした、器楽演奏主体のアンビエント。
クラシカルな気品を保ちつつ、音の抜き差しやタイミングの取り方で現代性を生み出すさまは、長い共作歴を持つ彼らならでは。生楽器を軸にしたアンビエントのお手本〜現代のスタンダードとなる可能性を秘めた、もっと多くのリスナーに知られるべきアルバムです。

なお、本作はストリーミング (サブスク) 未解禁であり (2023年6月時点)、その点でもこのLP盤を入手する意義は大きいと思います。[TOMC]


  • Clarté Déserte [vinyl]

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