Reflections Vol. 1: Let the Moon Be a Planet [vinyl]

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Reflections Vol. 1: Let the Moon Be a Planet [vinyl]

type
LP

名門【RVNG】がプロデュースするミュージシャンのコラボレーションシリーズ「Refrections」の第一弾。

今回はギタリスト兼ソングライターのスティーブ・ガンと、ビング＆ルースのピアニスト兼作曲家のデヴィッド・ムーアによる共作。

スティーブ・ガンはNYインディー・フォークシーンのキーパーソン的な存在で、21年リリースの『Other You』ではブリジット・セント・ジョンを客演として招いている。ここ日本では久保田麻琴や金延幸子と親交が深く、NY在住の彼女の日本凱旋ツアーに帯同したことで話題に上ることが多かった。
一方、10年代前半、モダン・クラシカルシーンの活況で頭角を現したデヴィッド・ムーアは、アンビエント色の濃いミニマルミュージックを武器に17年リリースの『No Home Of The Mind』以降特に高い評価を得ているピアニストだ。

お互いNY在住だが音楽的に近いようで遠いこの二人のコラボレートは、Metheny Mehldauの如く互いを埋め合うような調和を生み出している。
デイビットがもたらすクリアなトーンとループ感、スティーブが前作で学んだというクラシックギターやピアノの教養がセッション的に活かされている。

リモートセッションを重ね、最後はNYで対面して完成させた(カバーの写真はそのときハドソン川で撮影されたものであろう)というだけあり、都市郊外のランドスケープをイメージさせる安らぎと瞑想の一作。DLコード付属。
[Fuzzy73]