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[再入荷]
ロンドン〈Soundway Records〉より、オランダのマルチ奏者Felbmによる「全1曲」のコンセプチュアルな室内楽アンビエントの傑作が登場。
話題を呼んだ2021年作『Elements Of Nature』をはじめ、これまでは短いスケッチ的な楽曲を連ねる形でアルバムを構築していた彼。今作ではそれまでのテープ/ペダルループを織り交ぜた繊細な一人多重録音と器楽アンサンブルの融合はそのままに、これまでとは一転、現代では非常に珍しい「全1曲」38分の作品となっています。
Felbmはエリック・サティやララージといった、アンビエントファンにはおなじみの古今の作曲家たちの他、本邦でも「だまし絵」の名手として知られる同国オランダ出身の画家、マウリッツ・エッシャーからの影響も公言。ギターやヴィブラフォン、フルート、さらにサックスなど金管楽器が絡み合い、スティーヴ・ライヒのような静かな高揚感を滲ませながらめくるめく展開を見せる本作は、電子音主体のソロ・アーティストが目立つ現代アンビエント・シーンでひときわ強い輝きを放っています。[TOMC]
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