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オーストラリア・メルボルン〈Left Ear Records〉より、双子の日本人による幻のコンセプトアルバムがリイシュー。オリジナルは1982年にリリースされ、ほぼ身内の手に渡ったのみというオブスキュアな代物。伊藤安人・守人の兄弟それぞれが”陰と陽”のアプローチのもと、LPの片面ずつを担当しています。
守人によるA面5曲は、瑞々しいギターと多重コーラスが織りなすブラジリアン風味の歌モノにコズミックなシンセサイザーや環境音のコラージュが絡む、ラディカルなソフトロック〜AORとでも呼びたくなる独特のバランスが至高。レーベルがブライアン・ウィルソンの名を挙げて喩えるのもうなづけます。
安人によるB面は、一転して超ローファイなザラついた音像の中で綴られるノイズ・アシッドフォーク。30秒前後の短い環境音トラックや即興演奏を交え、A面の倍以上の12曲を一気に駆け抜けるさまは、彼が当時関心を抱いていたとされるジョン・ケージにも通じる”過激さ”に溢れています。[TOMC]
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