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When the Distance is Blue [Vinyl]
シカゴを拠点に活動するマルチ・インストゥルメンタリスト、作曲家、即興演奏家の Macie Stewart によるデビュー作が、US〈International Anthem〉よりリリースされました。
本作は、Stewart にとって創造の原点であり、最初に出会った楽器でもあるピアノへと立ち返りながら、本人が「私たちが“あいだ”の時間に過ごす瞬間へのラブレター」と語る、深く内省的なサウンド・ジャーナルとして紡がれています。プリペアド・ピアノ、フィールドレコーディング、弦楽四重奏を繊細に編み込んだ全編インストゥルメンタルの構成は、まるで長距離列車の車窓から眺める風景のようにゆったりと流れ、移ろいゆく記憶や感情をやさしく浮かび上がらせます。東京・築地市場、パリの階段室、空港の待合室など、Stewart 自身が旅の途中で収集したフィールド録音に、Lia Kohl、Whitney Johnson(Matchesse)、Zach Moore らとの即興演奏が重なり合い、時空を越えて音が溶け合っていく。ある瞬間に存在していた風景や色、感情が再構成され、静かに立ち上がってくるような感覚を呼び起こします。タイトルは、Rebecca Solnit の著書『A Field Guide to Getting Lost』に着想を得たもの。『When the Distance is Blue』は、「間(あいだ)」に宿る美しさと可能性をそっと照らし出す、深く澄んだアンビエント作品です。地平線の向こう、雲のすき間、遠くの海を想うとき。あるいは、旅の途中うあ人生の合間で心を澄ませたいときにも、そっと寄り添ってくれる一枚。[GRRRDEN]
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