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聖なるミニマリズムの先駆者として知られる、エストニアの作曲家、アルヴォ・ペルトによる4つの楽曲を収録した作品が、【Mississippi Records】より。本作に収録されている代表作『タブラ・ラサ』第2楽章「Silentium」(未発表バージョン)は、死を迎える人々のための癒しの音楽としても知られ、緩和ケアの現場でも使われおり、「天使の音楽」とも称される楽曲。沈黙と祈りの間に生まれる音楽は、彼の人生そのものと深く結びついています。冷戦期、ソ連の影響下にあった祖国で作曲家としての道を歩み始めた作家は、やがて内的な転機を迎え、長い創作の沈黙に入ります。沈黙の時期を経て、聖歌やグレゴリオ聖歌、ルネサンス期の音楽を通り、独自の「ティンティナブリ(tintinnabuli)」というスタイルを確立。鐘のような響きと、静寂の中に立ち上がる旋律は、魂の奥に響く祈りのようでもあります。時が止まったかのような厳かな美しさに満ちた、素晴らしい作品です。[GRRRDEN]
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