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その彼方には、魅惑的な静寂が広がっていた……
ジャズの奥深くに広がるサイレンス
かつてない斬新な観点からつづられる未来的なエチュード
新しい音楽の聴き方、そして静と動が完璧に繋がった世界
マイルス、イーノにはじまり、「静寂の次に最も美しい音」のキャッチフレーズで知られるECM、菊地雅章の忘れられたシンセサイザー作品、芦川聡や吉村弘、尾島由郎ら日本の環境音楽の開拓者たち、そして清水靖晃から高田みどりまで
著者入魂、7年ぶりの書き下ろし
四六判変型並製/352ページ
[著者]
原 雅明(はら まさあき)
文筆家、選曲家。レーベルringsのプロデューサーとしてレイ・ハラカミの再発等に携わり、LAのネットラジオ局dublabの日本ブランチの設立に関わる。リスニングや環境音楽に関連する企画、ホテル等の選曲も手掛ける。早稲田大学文化構想学部非常勤講師。著書に『Jazz Thing ジャズという何か』『音楽から解き放たれるために』など。
★聴きながら読む──「アンビエント/ジャズ」プレイリスト公開中
Chapter 1 & 2 (YouTube Music)
https://music.youtube.com/playlist?list=PLwIEk49IRfMR35xvuGibFfpPlj9YORa1a&si=LV-Nsb82ydiGGv2A
Chapter 3 & 4 (YouTube Music)
https://music.youtube.com/playlist?list=PLwIEk49IRfMRRFpcQIW6O2CwFCSzfiZfI&si=21PsB4WMVhMTMw49
目次
intro
第1章 マイルス・デイヴィスのジャズとアンビエント
1 空間の拡張と時間の遅延──第2期クインテットにおける試行錯誤
2 エレクトリック期に試みられたトーン・ポエム/アンビエント
3 アップデートされる80年代以降のマイルス
第2章 ブライアン・イーノのアンビエントとジャズ
1 オブスキュアとギャヴィン・ブライヤーズ
2 アンビエントの誕生
3 アンビエント・シリーズの発展
4 ダニエル・ラノワの『Belladonna』とその後のイーノ
第3章 ECM もう一つのジャズとアンビエント
1 マンフレート・アイヒャーとジャン=リュック・ゴダール
2 多様なるECMの世界
第4章 日本におけるジャズと環境音楽の往還
1 菊地雅章が残した浮遊するサウンドとハーモニー
2 日本の環境音楽の開拓者たち──芦川聡、吉村弘、尾島由郎
3 清水靖晃の「質感」
4 今日まで続く高田みどりの挑戦
outro
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