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Wave Notation 3: Erik Satie 1984 [vinyl]
ピアニスト柴野さつきが ”家具の音楽” エリック・サティ作品をアンビエント / 環境音楽シーンと接続した1984年の歴史的重要作が待望のLP再発。信頼と実績の発掘レーベル、スイス〈WRWTFWW〉からの登場です。
”家具の音楽”というコンセプトでも著名なフランスの作曲家エリック・サティ (1866-1925) の静謐な音楽作品は、のちのアンビエント・ミュージックの始祖的存在とも目されています。
本作のオリジナルリリースは、芦川聡 主宰「Wave Notation (波の記譜法)」シリーズの一つとして、吉村弘『Music For Nine Postcards』(1982)、芦川聡『Still Way』(同年) に続く第三弾、かつ最終章として世に出ました。当時はアンビエント / シンセサイザーが幅を利かせていたシーンでは異色だったであろう、全編アコースティック・ピアノの凛としたサウンドが味わえます。
なお、この作品の曲順が「アルファベット順」であることはあまり知られていないかもしれません。作曲年代、さらには本来3曲セットである「グノシエンヌ」のような楽曲がバラバラに配置された曲順からは、サティの音楽を新たな全く地平から切り拓こうとしたラディカルな熱量を感じます。この”熱さ”もまた、今作を不朽のものとした重要なエッセンスだと思わずにはいられません。[TOMC]
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